
ヒーローインタビュー

※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください



【4月21日(火) ホークス7-1イーグルス ヤフオクドーム】
<今日の熱男 李大浩選手=来日初の2打席連続本塁打!> 主砲が深い眠りから目を覚ました。李大浩選手がホークス移籍後初の1試合2本塁打(バファローズ時代の2013年6月27日、マリーンズ戦以来)。さらに2打席連発は来日初でした。「最高の気分です」。特に2本目はレフトポール際の上段に突き刺さるかなり大きな一発。「プロ野球人生でも指折り数えるほどの手応えでした」と胸を張りました。
一時は打率が1割台前半まで落ち込み、懸命に休日返上で打ち込みに励みながらも「これほど打てないのは野球人生で初めて」と悩んだこともありました。それでもここ最近は調子が上向いています。16日(木)のバファローズ戦(京セラドーム)から連続安打試合は5試合に伸び、この日の3打点も含めて計7打点と勝負強さも発揮し始めました。
打撃フォームをじっくり見てみると、前カードのマリーンズ戦あたりから打ちに行く際の左足の上げ方が、以前よりも高くなっているように感じました。李大浩選手に質問すると「打撃コーチと一緒にビデオを見返す中で、左足を高く上げた方が良いという話になりました」と説明してくれた。利点としては「高く上げようとすると始動が早くなる。その分ボールを長く見ることが出来る」。自分の間、いわゆるタイミングでバットを振り出すことが出来ることが好結果につながっているようです。「ソフトバンクは世界的IT企業ですからね。自分の打席の1球1球をすぐにiPadなどで見ることが出来る。夜寝る前、朝早く起きた時などに見るようにしています。調子の悪い時には1時間、2時間も見たこともあります。目が疲れてしまい途中でやめましたが」と研究熱心な一面も。「今日の先発は大隣。彼のいつも自信を持って投げる姿には僕らも勇気づけられています。必ず打って援護したいと思っていたし、今はホッとしています」と笑顔を見せました。
その大隣投手は6回1失点で今季3勝目をマーク。7回には今季初登板となった五十嵐亮太投手が1回0封でつなぐなどリリーフ陣も好投を見せました。
2015年4月22日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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