

先週で「日本生命セ・パ交流戦」を戦い終えました。全カード勝ち越しはなりませんでしたが、トータルでは12勝6敗の好成績。工藤公康監督は「(最後のカープ戦を)勝ち越せなかった。うーん。でも、18試合で貯金を6つ作れたのはスゴイこと。平均では2勝1敗ですからね。3連戦を勝ち越すこと。それはシーズンが再開しても同じこと」と納得の表情で話しました。交流戦の順位はまだ確定しておらず、16日(火)に予定されているタイガース×ファイターズ(甲子園)でファイターズが敗れれば、ホークスの交流戦1位が決まります。
リーグ戦再開は19日(金)から。さっそく大きなヤマ場です。本拠地ヤフオクドームにファイターズを迎えての首位攻防3連戦です。今季の対戦成績は3勝4敗。意外なことに、この3連戦が今季最初のヤフオクドームで戦うファイターズ戦となります(このカードのホーム開催は鹿児島、熊本のみでした)。
直近の試合は5月24日、札幌ドームでの一戦でした。この試合は初回に松田宣浩選手が3ランを放ち先制。2回にも川島慶三選手、柳田悠岐選手のタイムリーで早々に追加点を挙げ、4回には内川聖一選手にも一発が飛び出すなど、終わってみれば15安打12得点の猛攻。投げては寺原隼人投手が7回無失点で、12対0の圧勝でした。今週は地元福岡の大声援も味方にして、快勝劇を再現したいところです。
好調なホークス打線。交流戦最後の14日の試合では「1番」に福田秀平選手を起用し、中村晃選手を7番に据える新打順が機能しました。工藤監督は「6番の松田選手までにチャンスを作れる場面が多く、中村選手に走者を還す役割を期待した」と説明。そして福田選手はこの試合で3安打猛打賞の活躍。自身2012年5月22日のカープ戦以来、3度目の記録でした。
攻撃のバリエーションも広がり、いざリーグ戦再開。リーグ連覇に向けた熱い激闘の日々へ、チームはしばしの休息と、練習もきっちり行い、心身ともに万全の準備で臨みます。
【今週の試合予定】
試合予定日 | 対戦カード | 開始時間 | 先発予想 |
6月19日(金) | ファイターズ(ヤフオクドーム) | 18:00 | |
6月20日(土) | ファイターズ(ヤフオクドーム) | 14:00 | |
6月21日(日) | ファイターズ(ヤフオクドーム) | 13:00 | |
※この先発予想はホークス球団からの公式発表ではありません。あくまで、取材に基づく予想ですのであらかじめご了承ください。正式な先発投手の発表は試合前日(予告先発実施時のみ)となります
2015年6月15日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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