
ウエスタンリーグ優勝
監督インタビュー

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史上初のウエスタン・リーグ4連覇へとチームを率いた水上善雄2軍監督。優勝を決めた9月20日(日)のタイガース戦(守山)の試合直後に話を聞きました。
優勝を決めた喜びを表情いっぱいに表し「1試合1試合をみんなが大事に戦ってくれたことが、成長に繋がったと思います」と述べました。7月時点では2位。当時首位のカープには最大7.5ゲーム差をつけられていました。しかし、8月に月間16勝3敗。8月から9月にかけてはウエスタン・リーグタイ記録の13連勝を飾るなど一気に逆転すると、9月10日にマジック「9」を点灯させました。
「選手も我々首脳陣も誰も諦めていませんでした。2位に甘んじる中で悔しい思いもみんなあったと思います。その中で夏場は本当にきつい練習をしっかりと頑張ってくれました。12球団の中で最もきつい練習をしたのはホークスだったと思います」
また、投手陣は経験豊富なベテランから若手までが切磋琢磨し、防御率ランキングでは上位4人を独占(1位から岩嵜翔投手、千賀滉大投手、東浜巨投手、帆足和幸投手)。「良いリズムで投げてくれる。これが野手の成長にもつながったと思います。感謝です」と水上2軍監督は話しました。
また、選手たちについて「真剣に野球を楽しんだ」と表現しました。
「根拠や裏付けがないとそれは出来ません。努力や心の強さ。ただ元気にやっているわけじゃない。それがホークスです」
また、この試合で9号本塁打を含む2安打2打点の活躍を見せた上林誠知選手。打率.337、16盗塁はいずれもリーグ1位の成績を残す伸び盛りの若鷹です。「今年はファームで首位打者を獲ることを目標にやっています。昨年は主に3軍だったので、2軍の優勝に貢献できたことは嬉しいです。将来は1軍でも首位打者を獲れる選手になりたいです」と話しました。
さらにこの日先発した加治屋蓮投手は、この試合で白星はつかなかったものの今季は先発、中継ぎにフル回転して9勝を挙げています。「今年は2軍でたくさん投げさせてもらったので、この経験を来年は1軍で結果として出せるように頑張りたい」と飛躍を誓いました。
2015年9月21日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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