【10月15日（木）　CSファイナル第2戦　ホークス×マリーンズ　ヤフオクドーム】

「SMBC日興証券　クライマックスシリーズ・パ　ファイナル」（CSファイナル）の初戦を劇的な延長サヨナラで勝利。CSファイナルはアドバンテージを含めて2勝0敗となりました。両リーグ合わせて過去17度、2勝0敗となったケースがありますが、日本シリーズ進出率は100％！力強いデータも味方に、「負けることは考えず、全部勝つという気持ちで臨むことが何より大切」と工藤公康監督も闘志を熱く燃やします。前夜のヒーロー内川聖一選手は「チーム全員、熱男となって、熱く頑張ります」と話していました。中継ぎで勝利を手繰り寄せる力投を見せた千賀滉大投手も「初めてのCSだけど、そんな意識はない。初めに1勝することがすごく大切なのは感じていたのでよかった。2戦目以降も、どんな場面でもチームの力になりたい」と熱く語りました。

第2戦の先発はバンデンハーク投手です。シーズンで9勝0敗と不敗の右腕は、マリーンズ戦でも1勝をマーク。また、ヤフオクドームのマウンドでは防御率1.93（シーズン通算2.52）とさらに安定感が増します。CSを迎え「いまはとにかく興奮しているよ。やっと試合で投げられる」と笑顔。実戦登板は10月4日以来となりますが、「ファームでも長い間隔は経験した（5月29日、カープ戦に中11日で登板し6回10K1失点で勝利投手）。調整の間はブルペンに多く入ったり、遠投を入れたりした。大丈夫だよ」と自信を見せました。

打線は初戦で3安打の内川選手をはじめ、スタメンでいきなり特大本塁打を放った柳田悠岐選手にはやはり期待が集まるところ。また、相手先発の古谷投手とは今年初めての対戦です。遡ったデータとなりますが、昨シーズンの対戦では李大浩選手が9打数6安打1四球と完全攻略しており、注目したいところです。