



11月13日、宮崎地方は朝から土砂降りの雨天となり、この秋季キャンプでは初めての分離練習に変更されました。
A組選手と投手は室内練習場「はんぴドーム」にて、終日雨天練習。
雨天を恨ましげに見やるスタッフを横目に、工藤公康監督は「すごい雨だねぇ。でもさ、雨でもできることはいっぱいあるよね。いや、雨だからできることもいっぱいある。天気でも野球でも前向きに考えないとダメだよ」と笑顔。
「よっしゃ『雨で良かった!』と思えるようにしてあげようかな!」と腕まくりモードです。
室内練習場とブルペンをフル活用して、雨天練習が行われると、午後からはお楽しみのトレーニングの始まりです。
新メニューを加え、股関節、体幹強化などたっぷりと3時間。随分身体が慣れてきた自主参加の本多雄一選手や投手陣ですが、「こんなにたっぷり鍛えてもらえるなんて「雨でよかった」だよね・・・。」とグッタリしつつも「明日はしっかり休もう!」と笑顔で球場を後にしました。
「工藤トレ」に参加していない選手も雨天をフル活用。
ブルペンでは投手陣がアヒル歩きトレーニングで悲鳴をあげ、キャッチャー陣はピッチングマシーンを使った反復練習をひたすら繰り返すなど、基礎練習に集中していました。
鍛える秋・秋季キャンプも残り2クール。
選手たちは来期に備え、それぞれ充実した時間を過ごしています。