



2月18日(木)、春季キャンプは第5クールが開始されました。
この日はA組が今年初めての対外試合を行いました。対戦相手は韓国のロッテジャイアンツです。
試合詳細は別記事の戦評にて。 結果は4対0でホークスが5投手完封リレーで快勝しました。先発の武田翔太投手は走者を背負いながらも3回無失点。「今日から変化球解禁しました」。昨季13勝からのレベルアップを目指し、このキャンプでは直球のさらなる力強さを求めて変化球を一切投げずに調整をしてきました(ちなみに昨春のキャンプでも同様の調整)。「試合前のブルペンで投げてみて、『マズい。ストライクが入らないかな』と思いましたが、意外と入りました(笑)。ただフォームのバランスが悪かった。微調整して戻していきたい」と話しました。
内容抜群だったのは加治屋蓮投手。1イニングのみの登板でしたが、相手の主軸3人をきっちり片づける快投を見せました。なかでも4番・カンミンホ選手は韓国代表の常連選手で、昨季も打率.311、35本塁打をマークした強打者でしたが、ストレートで追いこみ、最後はカーブで見逃し三振を奪う会心のピッチングで対決に完勝しました。「今取り組んでいるのは、フォームの右足の使い方。遠回りせずに内転筋を使って上手く前に体重移動を出来るように」としぐさを交えながら話してくれました。
ドラフト1位入団から3年目。1軍デビューに向けて「僕はA組20名の投手の中で20番目。練習もしっかり取り組み、結果も残していかないといけない立場。先発、中継ぎなどという立場でもない。周りの結果なども気にせず、自分のやるべきことをやるだけです」と決意の表情を浮かべました。
また、練習試合では川島慶三選手と高田知季選手が2打数2安打と活躍。内野手の定位置争いも白熱しています。
※晴 12℃ 12,000人 2016年2月18日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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