

【3月9日(水) ホークス2-2ジャイアンツ ヤフオクドーム】
<今日の熱男=今宮健太選手 土壇場9回に同点ソロホームラン> ホークス不敗神話はまだ続く。春季キャンプの練習試合から合わせて11試合目、3月9日(水)のジャイアンツ戦(ヤフオクドーム)は9回裏まで1点ビハインドの展開だった。
しかし、やはりホークスは最後まで諦めません。9回1死、8番の今宮健太選手がレフトスタンドに飛び込む同点ホームランを打ちこみました。
「結果を求めてオープン戦も戦っている。2打席目(投ゴロ)の内容が良くなかったし、最後に打てたのはよかったです」。昨季、パ・リーグ規定打席到達者で下から2番目の打率.228に終わった反省から、今季は打撃力アップを命題にオフから厳しいトレーニングを積んできました。
ウエイトトレーニングにもこれまで以上に真剣に向き合って、「体重は5キロ増えました。今も維持しています」と話します。
打球、そして守備にも力強さを求めた中で飛び出した一発。「低い打球を打つのが理想。ホームランはたまたまです」と言いますが、今シーズンの活躍に期待を抱かせる一撃でした。
また、工藤公康監督は「ベンチの元気の良さ、声。みんながバッターを応援していた。負けていても元気を出せるのがホークス。これからも続けていってほしい」と笑みをこぼしました。
2016年3月10日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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