


7日(火)からはベイスターズと3連戦。初戦のマウンドには、元祖「育成の星」が帰ってきます。
山田大樹投手が14年5月以来およそ2年ぶりに1軍先発します。今季2軍では10試合に登板して4勝0敗、防御率1.96(リーグ2位)の好成績でアピールを続けてきました。なかでも46イニングを投げて4四球のみという制球力の良さが光ります。
山田投手は「久しぶりなのでだいぶ緊張してマウンドに上がると思います。でも、そう思って準備の段階からそれを想定して、緊張感をもってやってきました。コントロールに関しては、いきなり良くなったわけではなくて徐々に自信がついた感じです。今までやってきたことを発揮できるような登板にしたい」と話しました。
工藤公康監督も「特別なことをしようとせず、やってきたことを出してほしい」と期待を寄せていました。
打者陣は今宮健太選手の11試合連続安打中を筆頭に、内川聖一選手が6試合連続安打(うち本塁打1)&4試合連続打点と好調で、特にこの大分出身コンビが打のキーマンとなりそうです。また、内川選手は区切りの300二塁打まであと2本に迫っています。達成すれば史上67人目の記録です。そして、柳田悠岐選手も4試合連続安打(うち本塁打1)と、5月に続いて6月に入っても好調です。
2016年6月7日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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