60試合を戦い終えて、早くも40勝（15敗5分）に到達。パ・リーグでは2位のマリーンズに8.5差をつけて、変わらず首位を快走しています。それでも工藤公康監督は「隙を見せると相手に付け込まれる」と姿勢を崩すことは絶対にしません。

そして交流戦の2年連続勝率1位へ、今週残り6試合です。神宮、甲子園のビジター6連戦となります。

まずは昨年の日本シリーズの再戦、スワローズ3連戦です。連続日本一を決めた思い出いっぱい神宮球場にホークスが帰ってきます。先発3人の初陣をきるのは前回登板で3年ぶりの白星を飾った山田大樹。そして、2戦目は和田毅投手です。和田投手は早稲田大学時代にこのマウンドで躍動しました。東京六大学野球リーグで476奪三振の新記録を樹立。投手として大きく成長した4年間を過ごしたマウンドです。もちろん気合十分。もしかすれば、ホークスファン必見の投げ合いも実現する可能性があり、15日（水）は特に注目度の高い一戦となりそうです。

そして、週末の甲子園で初戦に先発予想されるのが東浜巨投手。こちらも沖縄尚学高校3年春のセンバツ大会で甲子園優勝投手となった実績があり、思い出の地での登板となります。3戦目予定の武田翔太投手も、高校時代には踏めなかったこのマウンドで、2年前の日本シリーズで快投を見せました。

また、セ・リーグ主催での6試合はDH制がないために、投手のバッティングが見られる貴重な機会です。この時期だけの楽しみを堪能しつつ、ホークスの交流戦「V6」へ、期待の高まる1週間となりそうです。