


【10月15日(土)ホークス5-2ファイターズ 札幌ドーム】
<今日の熱男=長谷川勇也選手 チームに勢いと勇気をもたらす先制弾>
これがホークスプライド。鷹が飛翔するごとく、3つの白球が高く力強く舞った。
3発のホームラン。2回、長谷川勇也選手が先制アーチ。3回に柳田悠岐選手のタイムリーで追加点を挙げた後に、4回は今宮健太選手がレフトへ2ラン。そしてとどめは松田宣浩選手が6回に「2016 日本通運クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ2号となる豪快弾をセンター右へ叩き込みました。
ヒーローインタビューは長谷川選手。1つも負けられない戦いの中でしたがという質問に、「(やることは)いつも通り。だけど、まだみんなと野球がしたい。そういう気持ちで臨みました」と熱い気持ちを滲ませながら話しました。そして「これがホークスです。明日(16日)からも、チームのみんなともっと、もっと野球をやりたい。絶対に勝ちます」と力強い言葉で締めくくりました。
松田選手も「もっと(打球が)飛んでると思いましたけど」と笑いながら、「今年のこのチームで、まだまだやりたい」と熱男らしいコメントで帰りのバスに乗り込んでいました。
先発したバンデンハーク投手も初回から155キロを計測するなど、気持ちのこもった投球で6回2失点ときっちり役割を果たしました。その後は岩嵜翔投手、森福允彦投手、スアレス投手、サファテ投手の継投。きっちりゼロを並べ、最高の流れを手放さないピッチングを見せました。
羽を休めるのはまだ早い。今年あと6勝で、3年連続日本一。もっと高く、さらに飛び続けます。
工藤監督の熱男トーク
――ホークスの意地を見た試合。
「みんな積極的だった。バンデンハーク投手もインサイドを強いに攻めていた」
――先行逃げ切りの本来の形。
「ずっと先制されていた。追いかけるよりも追いかけさせる方が、細かい野球もできる。ただ、長谷川くんの一発から柳田くんのタイムリー、今宮くんと松田くんの一発と、攻撃が素晴らしかった」