10月21日(金)、ドラフト会議で1位指名して交渉権を獲得した田中正義投手(創価大学)への指名あいさつが東京都八王子市の同大学で行われました。
	
	ホークスからは小川一夫編成育成部部長兼スカウト室長、永山勝アマスカウトチーフ、宮田善久アマスカウトチーフ補佐、山本省吾アマスカウトの4名が訪問。田中投手と対面し、小川部長より工藤公康監督がドラフト会議で引き当てた当たりくじと王貞治球団会長のサインボールが、山本スカウトからは球団帽が手渡されました。
	
	当たりくじには工藤監督からの直筆メッセージが書き込まれていました。
	
	「田中正義君江 日本一を共に目指そう 工藤公康」
	
	その後、質疑応答が行われました。田中投手は「指名していただき嬉しく思います。工藤監督のメッセージもすごく嬉しかった。(実感は?)まだ自分のことでないような不思議な感じです。だけど、選手層の厚いソフトバンクですので、努力をしないとダメ。僕のウリは真っすぐなので、もっと磨いて一軍で通用するピッチャーになりたいです」と抱負を語りました。
	
	さらにプロ1年目の目標について訊かれると「数字を挙げるのは難しいけど、一軍でチームに大きく貢献したい。田中がいてよかったと言ってもらえるような選手になりたい」と堂々と答えていました。
	
	また小川部長は「昨年のドラフトが終わった段階から、次の年は田中投手がダントツでナンバーワンという評価をしていた。彼以外のピッチャーを1位でとりに行くのが難しいと思えるほどズバ抜けた評価をしていたので、(くじが)当たってくれてよかったです」と笑顔。「年間の勝ち星もそうですが、ここ一番の大事な試合で勝てるピッチャーに成長してほしいと思います」と期待を寄せました。
	
	ドラフト指名選手への挨拶は順次行われて行きます。
	2016年10月22日掲載
	田尻 耕太郎(スポーツライター)
 
		
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