7月17日（木）、北京五輪に臨む野球日本代表選手が発表され、ホークスから和田毅投手、杉内俊哉投手、川崎宗則選手が選出されました。同日、3選手が会見を行い五輪への熱い意気込みを語りました。

和田投手は今季ここまで15試合に登板して8勝3敗、防御率3.97の成績です。「不安定な成績だけど、日本代表として戦力になると評価してもらえたから選ばれたと思います。それを示したいです」。大学時代から国際経験は豊富で、4年前のアテネ五輪にも出場しています。「でも、それは過去のこと。北京ではゼロからのスタートなので、この代表チームで何ができるかをしっかりと考えたい」と意気込みを語りました。

杉内投手は今季ここまで18試合に登板して8勝5敗、防御率2.69の成績です。「（代表選出は）素直にうれしいです。8年前のシドニー五輪にも出場しましたが、メダルを取ることができませんでした。リベンジをするために、北京では金メダルを目指してがんばります」と熱く語りました。杉内投手は五輪について「すごく重たい。プレッシャーを感じる場所」と言います。だからこそ「自分の力以上のものを出そうと思っても無理な場所。いつも通りの投球をしたい。いつも通り力を抜いて投げます」と“ホークススタイル”で世界の舞台に挑むことを誓いました。

川崎選手は今季ここまで88試合に出場して打率3割2分7厘をマークし、両リーグ最多の123安打を放っています。2006年のWBC、昨年のアジア最終予選に続く代表選出には「日の丸を背負って野球をするのは重圧がかかることだけど、選んでくれた星野監督に感謝したいし日本のためにもがんばります」と力を込めました。最終予選では3試合ともにスタメン出場しました。「代表に選ばれて補欠でいいと思う選手はいない。グラウンドでは気合で相手に負けないようにして、誇りを持って堂々とプレーしたい。そして元気も見せたいです」と川崎選手らしく笑顔で語りました。

野球日本代表メンバーは8月2日（土）から直前合宿を行います。初戦は8月13日（水）のキューバ戦です。世界中が注目するスポーツの祭典で、日本代表選手として躍動する3選手への熱いエールをよろしくお願いします。

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