同じ失敗は繰り返さない――。8月17日（日）ファイターズ戦（ヤフードーム）、大隣憲司投手が前回登板の雪辱を果たす好投で11勝目をマークしました。

「情けない投球でした」と振り返った8月10日（日）のイーグルス戦は、7回途中までに3失点を喫して降板。自身の連勝を3で止めてしまいました。
「リリースポイントが定まらなかった。こんなことはプロに入って初めてでした」。
大ピンチとも思えるこの出来事。しかし、大隣投手は深く悩むことはしませんでした。先日の千葉遠征で杉本正投手コーチと話し合い、遠投などで調整。「そんなにヤバイ状態ではなかった」ことを確認しました。

この日は「リズムよく投げられたし、右打者のインコースへの直球もシュート回転しませんでした」と内容にも納得。王貞治監督から「北京五輪期間のエース」と期待されている左腕は、その信頼をさらに高めました。

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