| 「セカンド!」 マウンド上の小椋真介投手が高々と上がった打球を指差し、三塁側ベンチからはナインが前のめりでそれを見つめます。セカンドの李杜軒選手ががっちりキャッチ。その瞬間、ホークス2軍の24年ぶりのウエスタン・リーグ優勝が決定しました。 8月31日(日)、兵庫県・淡路球場でのサーパス戦でした。マジック「1」で迎えたこの試合。ファームとはいえ優勝のかかる一戦の雰囲気はやはりいつもとは違いました。試合前での円陣では中村晃選手が「監督を胴上げしましょう」と力を込めて声出しを行いました。 いつも以上の気合と緊張感の中、プレーボール。 硬い雰囲気を振り払ったのは打線の一発攻勢でした。2回にレストビッチ選手のライトスタンドへの本塁打で先制すると、3回には田上秀則選手、4回には李選手も本塁打を放ち得点を重ねました。 その後、劣勢となり6回に同点に追いつかれたものの、ホークスナインの勝利への執念がさらに燃え上がりました。 8回、1死一、三塁のチャンスで小斉祐輔選手がセンター前へタイムリーヒット。淡路島まで駆け付けたホークスファンの大歓声に包まれて多村仁選手が決勝点となるホームを踏みました。 9回の守りは、やはり独特な雰囲気でした。3つ目のアウトを取った瞬間、三塁側ベンチからはナインが飛び出し、守っていた野手もみなマウンドへ駆け寄りました。優勝の歓喜の輪。そして、三塁側ベンチ前で石渡茂2軍監督の胴上げが行われました。 ファームとはいえ独特な雰囲気の中でプレーをし、そして勝つ喜びを知ったことは若い選手たちにとって大きな経験になりました。この喜びを、今度は1軍で。それはここにいる選手たち全員の想いです。 |
ファーム優勝決定の瞬間!  動画の公開は終了致しました。 |
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2008年9月2日掲載 田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア) |
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