8月31日（日）、石渡茂2軍監督が、24年ぶりのウエスタン・リーグ優勝を果たしたホークス2軍を総括しました。

「ファームでも、選手たちには勝利のために自分たちの役割を果たすように言ってきました。投手陣では今季は調整目的の投手の登板も多くありましたが、それでも高橋徹や大田原、岩崎が出てきて若手の力抜きでは語れない勝率だったと思います。野手はこれといって飛び抜けた選手はいませんでしたが、1，2点差の試合をモノにして勝ってきたと思います。その意味ではこの試合（優勝決定戦）は象徴的な試合だったと思います」。

試合前、石渡2軍監督は選手たちに胴上げを断っていました。
「1軍が大事な時期に浮かれている場合ではないのではないか」。
しかし、1年間戦いぬき、この日も独特な緊張感の中で1点差の試合を制した選手たちは勝利の喜びを爆発させて石渡2軍監督のもとへ集まりました。そして、選手たちの手で胴上げされました。
「ビックリしました。でも、初めての経験。こういうものかと感激しました」。
戸惑いながらも2度宙を舞った石渡2軍監督は、恥ずかしそうな表情を見せながらも本当に嬉しそうな笑顔を浮かべていました。

ウエスタン・リーグ優勝を決めたホークス2軍は、ファーム日本一をかけて10月4日（土）に長崎・ビッグNスタジアムで行われる「ファーム日本選手権」に出場します。