こんにちは!
第2クールも筑後の様子をお届けします。本当に寒い日々です。タマスタ筑後もうっすら雪景色でした。選手たちも、寒さを吹き飛ばす熱量で頑張っています!
今クールにも体力テストが行われました。この日のメニューは、「30m走」と「切り返し」。いずれも堂々たるトップに輝いたのはイヒネ イツア選手でした!コーチ、スタッフ陣もその身体能力の高さに改めて驚いていました。
当の本人はというと、「いやいや、筑後なので」と全く目もくれず。B組スタートが決まっていたイヒネ選手でしたが、足の古傷に違和感があり、大事をとって筑後で練習を続けています。「全然大丈夫」と強調していましたが、早く宮崎に行きたいはず。高きポテンシャルの3年目の覚醒に期待しましょう。
ちなみに、30m走で2番手に躍り出たのは俊足が持ち味のルーキー外野手、木下勇人選手でした!「まだ走る時の軸がブレるので、改善していけばまだまだ速くなれると思います」と自身の伸び代にも期待しています。
また、切り返しテストでイヒネ選手に続く2位だったのがルーキーの石見颯真選手。転倒してしまいましたが、身体のキレ味を発揮しました。
可愛さも満点ですね◎
新・“ホークスの可愛いキャラ”はかわいいだけじゃ、ないのです。
そして、さまざまな場面でみんなをホッコリさせているスーパールーキーを発見しました!漁府輝羽(ぎょふ こうは)選手です。
苦手だというランニング系のメニューも一生懸命走る姿がなんだか尊いです。斉藤和巳3軍監督はじめとする皆さんが「ギョフッ」とか「ギョフ〜」と声をかけて盛り上がっていました。
漁府選手は「皆さん、話しかけてくれて『ギョフギョフ』言ってくれて嬉しいです」と笑いました。走るのは苦手だけど、自身が全力でやっている姿を見て周りが笑顔になる――。これも漁府選手の最高の持ち味、才能ですね。
年下の宇野真仁朗選手も「漁府さんは愛されキャラです」とニコリ証言。これからもそんな漁府選手の一挙手一投足から目が離せません!
そして、大卒4年目となる山本恵大選手も筑後で黙々と頑張っています。
これまでは怪我に泣き、リハビリ組で過ごす時間も長かった山本選手。今年は「膝痛くなく野球できるの、何年ぶりだろう…」と思わず笑顔がこぼれます。痛みがあった頃は、練習したくてもセーブしなければならないもどかしさがありました。でも、今は元気に動けています!むしろ、この時期に既にキレキレでした。
本人に聞いてみると、「ですよね?動けていますよね」とニヤリ。体重は昨年11月から約7キロも増やしているにも関わらず、シーズン中の1番動ける時期と同じくらい既に仕上がっているようで、手応えを感じていました。
さらに、今年はバットの重さを少し重くして、さらなるチャレンジ。長打を増やしてレベルアップしてみせる!と気合いを込めて黙々とバットを振っています。
そして、臨時コーチのフリオ・ズレータさんが気にかけているのはホセ・オスーナ選手、マルコ・シモン選手、デービッド・アルモンテ選手の育成外国人野手の3人。「My three sons」(私の3人の息子)と笑って嬉しそうに話してくれました。それぞれの個別練習にも付き添い、長時間、熱心にアドバイスをしていました。
選手たちもズレータさんのことを「優しい」と慕い、たくさん話を聞いていました。今年こそ、育成外国人選手の中から支配下登録をつかみとる選手が現れるのか!乞うご期待ですね。
皆さんも、HAWKSベースボールパーク筑後に足を運んで、若鷹たちに熱いご声援をよろしくお願いいたします。