福岡ソフトバンクホークス秋山新監督就任会見から一夜明けた10月9日（木）、秋山幸二新監督と、前監督の王貞治最高顧問が、笠井球団社長・竹内COOとともに、福岡市役所に吉田市長を、福岡県庁に麻生知事を訪ねました。

最初に訪れた福岡市役所で、王最高顧問は「ファンが見ていてくれてこそのプロ野球。福岡のファンには本当に感謝している。熱心に応援していただくことが、我々にとっては最高の力を引き出す原動力になるので、秋山新監督の下、優勝を目指す来季のホークスに引き続き声援をお願いしたい」と吉田市長に挨拶とお礼を述べました。
秋山新監督は、やや緊張した面持ちで「優勝して福岡を盛り上げたい。ぜひ、大きな応援をお願いします。」と、必勝を誓いました。
吉田市長からは王最高顧問に対して、「14年間に2度の日本一優勝など、福岡市民に夢と勇気を、そして福岡の街に元気を与えてくれた」として、感謝状が贈呈されました。

引き続き県庁に麻生知事を訪ね、麻生知事は「垂直のフェンスに駆け上がってのスーパーキャッチ（1999年10月26日 日本シリーズ第3戦）の感動は今も覚えている。ぜひ、元気溢れる新監督の姿を見せて欲しい」と熱のこもったエールを送りました。

県知事・市長訪問を終えて、王最高顧問は「改めてホークスというチームが、多くの人に支えられているんだと実感できた。福岡に来た14年前は、少々不安もあったが、福岡の人々はグラウンドでも球場外でも温かく迎えてくれた。若い秋山新監督ががんばるので、自分の時以上に応援をお願いしたい」と語り、秋山新監督は「県民・市民の期待の大きさも実感した。福岡の皆さんの願いでもある優勝パレードやれるように頑張るので、熱い応援をお願いしたい」と語りました。