A組の宮崎秋季キャンプ。杉内俊哉投手や和田毅投手ら主力投手に交じって練習する若手投手たちの姿があります。
つい先日の10月21日（火）に19歳の誕生日を迎えたばかりの岩崎翔投手は「1クール経ってもまだ緊張しますね」と初々しい表情を浮かべています。今季ファームで5勝をマークし、「ファーム日本選手権」では1失点完投勝利でMVPを獲得した右腕。「まだ体の線が細いので鍛えないといけませんが、ピッチングでどんどんアピールしたい」とヤル気満々。キャンプ初日のブルペン投球では秋山幸二監督がつきっきりで投球を見守っていました。

キャンプ序盤、ブルペンで投球練習を行っているのは若手投手がほとんど。来季に向けて、必死にアピールしています。今季3年ぶりの白星をマークするなど中継ぎで活躍した高橋秀聡投手は、キャンプ開始から3日間でもう300球以上を投げ込みました。「春は2,000球以上を投げてチームトップ。秋も毎日投げて、リリースポイントを定めたい」と意欲的です。また、久米勇紀投手は「下半身を使った投球をすること」、森福允彦投手は「打者が嫌がるような投げ方」、高橋徹投手は「体をもっと大きくしたい」とそれぞれ課題をもって練習に取り組んでおり、投球練習以外にも特守やシャドーピッチングなどで連日懸命に汗を流しています。