松中信彦選手が順調なキャンプを過ごしています。3月に行われるWBC日本代表候補に選ばれている松中選手は「（仕上がりの）ペースは例年より早い」といいます。1月のグアム自主トレには初めて打撃投手を帯同させて打ち込みを敢行。その成果もありキャンプ初日のフリー打撃は「例年よりいい」と目を細めていました。

キャンプ第2クールからはフリー打撃で打撃投手と対戦。5日（木）には大場翔太投手、6日（金）には巽真悟投手の球を打ち返しました。ともに柵越えをマークするなど鋭い当たりを見せていました。
「生きた球を打てるのは大きい。（WBC合宿までに）100パーセントの状態に仕上げたい。まだミスショットはありますが、感じは悪くないので（今の打撃を）続けていきたいですね」。

昨季はプロの世界に入って初めて最下位を経験しました。その悔しさと責任は誰よりも感じています。「（悔しさは）毎日持ち続けている。それを練習にぶつけていきたい」と例年以上に強い気持ちで日々の練習に励んでいます。