新垣渚投手が右ひじの手術後初めての実戦登板に臨みました。
3月5日（木）の教育リーグ・ドラゴンズ戦（雁の巣）の先発。「久しぶりの試合だったので、立ち上がりはブルペンで投げるような感じとはいかなかった」といきなり連打を許し、5番井上選手の不運な安打で失点してしまいましたが、その後の2イニングはゼロ封。「初回に（この日最速の）149km/hを計測しましたが、3回の方が思いっきり行けたと思います」と回を追うごとに実戦感覚を取り戻し、手応えを感じる投球ができたことを口にしました。さらに「ストレートはこれからもっとスピードが出る」と自信も見せ、変化球に関しても「まずは投げられてよかった。もっと精度を高めていきたい」と意欲的でした。

「今日は実戦の中でバッターに投げられたことが一番。やっぱりバッターが立つと力が入ってしまう。そのような感覚は練習だけでは補えない。今日はそれをクリアできたので、次回は試合を作れるくらいの投球をしたい」。

また、試合を視察した高山郁夫1軍投手コーチは「順調にきているようだね。安心しました。開幕も間に合うかな、と僕は思っています」と笑顔を見せていました。