2009/03/13 (金)
選手

【戦評】多村選手が“バロメータ”の一撃に笑顔

3月12日 オープン戦(横浜)

【試合結果】

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
 
ホークス
0
1
0
0
0
0
0
0
0
1
ベイスターズ
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1

(ホークス)ロー、ジャマーノ―高谷
(ベイスターズ)三浦、吉川、山北、高崎、真田―野口、斉藤俊

【本塁打】(ホークス)多村1号

【スタメン】
<ホークス> <ベイスターズ>
8 城所 9 松本
4 本多 4 仁志
5 松田 8 金城
7 松中 3 佐伯
9 多村 D 大西
D アギーラ 7 下窪
3 中村 6 石川
2 高谷 2 野口
6 森本 5 藤田
P ロー P 三浦


【戦評】

期待の主砲にオープン戦1号が飛び出した。2回、先頭打者の多村仁選手。三浦投手のカットボールをジャストミートすると、打球ははるか左中間スタンド最上段まで飛んでいった。

懸命なトレーニングの成果だ。オフの間、多村選手はひたすら体を鍛え抜いた。「1月、打撃練習はほとんどしませんでした。ずっとジム通いでした」。シーズン40ホーマーを放った実績もあるが、ホークスでは2年間で16本塁打。昨季は故障もあり、わずか3本塁打に終わったことがたまらなく悔しかった。シーズン開幕前の多村選手は本塁打にもバロメータをもっている。それは「右中間へ打てるか、引っ張るなら特大の当たり」という。1号弾はまさにそれ。開幕に向けた最高の準備ができている。

投手陣は新外国人選手のロー投手とジャマーノ投手の2人で9回を投げ切った。ロー投手は5回、2安打、2奪三振、3四球、1失点。立ち上がりに四球から失点してしまったが、3回からの3イニングはヒットも四球も与えなかった。ジャマーノ投手は4回、2安打、2奪三振、1四球。4イニングを49球で投げ切る安定した投球を見せた。

 

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2009年3月13日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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