オープン戦全24試合を終えました。15勝7敗2分の成績は12球団トップ。
秋山幸二監督は「勝ち癖がつくのはいい。いい雰囲気で（シーズンに）入っていけるね」と笑顔を見せました。

いよいよ4月3日（金）からペナントレースが開幕します。開幕カードはバファローズとの3連戦です。昨季は10勝14敗と負け越してしまいましたが、ホームでは6勝6敗の五分。ヤフードームの熱い声援を味方につけて開幕ダッシュを狙います。

選手たちの仕上がりは上々です。和田毅投手は「（開幕までに）やりたいことはすべてできました」と自信を示せば、新垣渚投手も「オープン戦のラスト登板（3月28日、カープ戦）で、いい結果（6回無失点）を出して開幕を迎えられるのでよかった」と手応えをつかんでいます。さらに、リリーフ陣を見れば攝津正投手が10試合無失点の好投、神内靖投手は5試合に登板して無安打投球と好結果を残しました。秋山監督も「競争が大変だね」と嬉しそうな表情を浮かべています。

一方の打撃陣も松田宣浩選手が3月26日（木）のタイガース戦、27日（金）のカープ戦（いずれもヤフードーム）で2試合連続サヨナラ打を放つなど、急激に調子を上げています。松中信彦選手も自己最多タイのオープン戦4本塁打をマーク。本多雄一選手は打率.316をマークし、「自信になります」と笑顔を見せました。

3月31日（火）から3日間はヤフードームで練習を行います。それぞれが「開幕」に向けてベストの状態を整えます。