秋山幸二監督が、開幕が目前に迫ったペナントレースへの熱い意気込みを語りました。

4月2日（木）、ヤフードームで行われた開幕前日練習で報道陣の前に立った秋山監督は「いよいよ始まるな、という気持ちが一番強いですね。シーズンの最初の試合。波に乗れるような試合をしたいね」と表情を引き締めました。

投手陣については、昨オフに手術を行った新垣渚投手や大隣憲司投手が開幕に間に合ったこともあり、手応えを感じているようです。また、懸案事項だった中継ぎ陣もオープン戦で好投。「いい状態をずっとキープしている。持ち味を出してくれているのはチームとしても大きい。期待していきたい」と話しました。打撃陣は「多村の故障は大きい」と認めながらも「若手も伸びているし（新外国人選手の）アギーラも日本の野球に慣れてきた。いいスタートが切れるだろう」と期待を寄せました。また、オープン戦で3番打者を任せた松田宣浩選手については「3番というのは大事なポジション。オープン戦終盤には調子を上げてきた」と2009年型の打線に手応えをつかんでいました。

最後に今季の展望を尋ねられると「今季のパ・リーグはどの球団も戦力アップしていてレベルが高い。気の抜けない戦いが続く」と警戒を強めていました。それでも「どんどん攻めて、最初から飛ばしていきたい。1戦1戦を大事にしながら戦っていきたい」と開幕ダッシュを誓いました。