6月2日（火）のベイスターズ戦（ヤフードーム）に先発したホールトン投手。7回途中まで投げて今季4勝目をマークしました。ヤフードームでは今季初めての白星です。

今季のホールトン投手は安定感が光ります。防御率2.21はリーグ3位の成績。今季は9試合に先発して、4点以上を失った試合は1試合しかありません。一時3連敗を喫してしまいましたが、主将の小久保裕紀選手は「打線が援護できなかったから。申し訳ない」と本当に悔しがっていました。

今季の好成績の要因に「来日2年目での余裕」を挙げます。野球に関していえば「日本人の考え方が分かった」といいます。
「米国の選手はホームランを狙って打席に立つのが基本的な考え方。しかし、日本人はバットに当てて粘ってくる。去年はそれでイライラすることもあったけど、今年はそれが当たり前だと思えるようになったのが大きいね」。

ホールトン投手はとても真面目で研究熱心です。暇を見つければiPhone（アイフォーン）を取り出して自身の投球や対戦相手をチェックしています。「好きな時間に、好きな場所で、見たい選手を見ることができる。すごく助かるね」といつもの優しい笑顔を浮かべました。