6月9日(火)和田投手が、左ひじの経過観察のため、アメリカへと旅立ちました。5月28日(木)の登板以降、「思ったように回復して行かない」と違和感を感じたと言う和田投手は、6月1日(月)には福岡市内の病院で検査を受け、3週間程度のノースロー調整が必要と診断されていました。
空港で取材に答えた和田投手は、今現在の自身の状況について、「ノースロー調整中なので、できることは限られているが、ボールを常に手にもって微妙な感覚を維持することや、指の皮膚のメンテナンスなど、工夫しながら考えていろいろやっている」と答え、早期復帰へ向けての強い意欲を感じさせました。
一時的な戦列離脱を余儀なくされた和田投手ですが、「チームを離れることで、みんなには迷惑をかけてしまうので大変申し訳なく思っている。それだけに、このような(渡米して検査を受ける)機会をもらったので、完全な状態で投げれるようにきっちりと調整したい」と、渡米を前向きに考えています。
最後に快進撃を続けるチームについて取材陣から問われると、「チームは非常にいい状態だと思う。後半戦は、大事な試合になってゆくので、そこまでにはチームに復帰して、迷惑をかけ、遅れた分を取り戻してゆきたい」と決意の表情を見せ機中の人となりました。
2009年6月9日掲載
井上 勲(ホークスオフィシャルメディア)
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