思いを込めて投じた121球。6月14日(日)のジャイアンツ戦(ヤフードーム)、杉内俊哉投手は「完投する」と自ら誓いを立てて、マウンドに上がりました。
「今のウチは7,8,9回(を投げるリリーフ陣)がしっかりしている。6回までがんばれば、という甘えがあったのかもしれない」。
杉内投手は先発投手として長いイニングを投げることにこだわりを持っています。2007年と2008年はチーム一の投球回数(それぞれ197.2回と196回)を記録しました。今季は「200イニング」を目標に掲げて臨んだシーズン。しかし、この日まで10試合に登板し完投はありませんでした。完投すること。それはエースとしてのプライド、そして自覚が込められていました。
この日、初回に押し出し死球で先制点を与えてしまいましたが、慌てませんでした。「全然気にしなかった。しり上がりに良くなっていくタイプだと自分で思っているから」。また、その死球も「スライダーが引っ掛かった。僕のスライダーは良い時は引っ掛かって、悪い時は抜ける。いい兆候だったのかもしれません」。周囲の気持ちはよそに、堂々としたマウンドさばき。エースの風格すら感じさせるものでした。
ジャイアンツ打線を初回の1失点のみに抑えての完投勝利。5月25日(月)以来の6勝目に「勝つと気分がいい。久しぶりだから本当に嬉しい」と満面の笑み。チームは交流戦の優勝マジックを「2」としました。エース左腕の快投で、交流戦連覇はかなり現実的なものになりました。16日(火)、ホークスが勝ち、ライオンズが敗れれば優勝が決まります。
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2009年6月15日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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