杉内俊哉投手が「2009年 日本生命セ・パ交流戦」のMVPを受賞。6月24日（水）にヤフードームにて喜びの会見を行いました。
一報を聞いたときは「自分でいいのかなと思った」という杉内投手。しかし、交流戦期間の成績は6試合に登板して3勝0敗、防御率1.23という堂々たるもの。さらに、12球団最多の44イニングに登板したことも評価されての受賞でした。
「防御率1点台というのは嬉しいですね。誇れる数字だと思います」。

交流戦後半の、6月14日（日）のジャイアンツ戦（ヤフードーム）では今季初となる完投勝利、21日（日）のベイスターズ戦（横浜）では完封勝利をマーク。「徐々に自分らしい投球ができてきた。持ち味である長い回を粘り強く投げることができたと思います」と確かな手応えも感じています。
また、最も印象に残ったシーンを聞かれると「5月25日（月）のスワローズ戦（神宮）。石川さんから適時打を打ったこと」と挙げました。「仲のいい先輩から打てたことと、プロ初打点だったから」がその理由ですが、これもまた交流戦ならではの1シーンでした。

6月26日（金）からはリーグ戦が再開します。「昨年はここから失速してしまった。でも、昨年のよりもチームの雰囲気はいいし、戦力も厚くなっていると思います。昨年のようなことは絶対にない。これからも貯金を増やしていきたいです」と今後の戦いへの意気込みを熱く語りました。

なお、30日（火）ヤフードームで開催されるバファローズ戦の試合前に、セレモニーを行う予定です。
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