実に1,441日ぶりの快感でした。高橋秀聡投手が9月2日（水）のバファローズ戦（ヤフードーム）に先発し、5回3分の2を投げて3安打1失点の好投。今季2勝目をマークしました。前回の白星は2番手で挙げたもの。先発での勝利はルーキーイヤーの2005年9月22日のマリーンズ戦（千葉マリン）以来になります。それを伝え聞くと「それは貴重ですね」と照れ笑いを浮かべました。

前回登板では2回で降板。先頭打者に被弾しリズムをつかめませんでした。「前回は初回に先制点をもらって、守りに入った部分もあった。今日はとにかく全力で行こうと思っていました」。今季中盤には「中継ぎ一本でいく」と腹を決めたこともあります。しかし、チーム事情もあり先発のマウンドに上がる今、その心境を聞くと、
「中継ぎの延長だと思っています。とにかく5回までは必死。今日の投球にしても、6回途中で代わるようではまだ先発とは言えません」。

また、2勝はいずれもバファローズ戦。今季は3試合に登板。11回3分の2を投げて1失点しかしていません。外国人打者が並ぶ強力打線が相手ですが、「日本人選手よりもスライダーを振ってくれるので怖いイメージはありません」と頼もしいコメントも残しました。