新ヒーローが誕生です。9月5日(土)のライオンズ戦(ヤフードーム)で、明石健志選手が初めてのお立ち台で声を弾ませました。
この日猛攻を見せた3回裏には無死満塁で2点右越え二塁打。4回裏にも左翼線に落ちる適時打を放ち2安打3打点。さらに、1盗塁も決めました。「1打席目にランナー二塁の場面で三振してしまった。(満塁の打席は)ランナーを還してチームをいい雰囲気に持っていきたかった」。明石選手は4日(金)の同カードでも3安打を放つ活躍。9回裏の先頭打者としても安打を放ち、逆転サヨナラ勝利の「影のヒーロー」になりました。その日は「僕は影(の存在)でいいんですよ」と笑っていましたが、翌日には真のヒーローに。「初めてのお立ち台は最高の気分でしたけど、何を喋ったらいいのか分からなくなってしまいました」と照れ笑いを浮かべました。
今季6年目。本職は二遊間を守る内野手ですが、チーム事情もあり外野も守るユーティリティプレーヤーとして活躍しています。俊足はチームトップレベル。スピードでは川崎宗則選手や本多雄一選手にも負けません。打撃センスも高く、2004年には高卒ルーキーながら1軍を経験し、三塁打デビューも果たしました。しかし、故障が多くこれまではなかなか活躍の場を得ることができませんでした。
今季もシーズン当初はかつて手術をした右肩痛で出遅れ。それでも、ウエスタン・リーグでは自慢の“快足”で18盗塁をマークするなどして、1軍キップを勝ち取りました。
「ファームにいたときに、鳥越2軍監督や宮地コーチ補佐に1軍での心構えや、自分に何が求められているのかなど、たくさんの話を聞きました。どちらも現役時代は僕と同じ長距離砲ではなくつなぐ野球をするタイプ。僕にとってはすごく大きな財産になっています」。
今季ここまでは右投手中心の起用でしたが、この日の2安打はいずれも左投手から。1軍に上がった今も、チャンスは、自らの手でつかみとっていくだけです。
2009年9月6日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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