9月9日（水）に行われたウエスタン・リーグ公式戦、カープ戦をもって、今季雁の巣球場で開催の公式戦全日程を終了しました。

試合はルーキーの怜王投手が公式戦初先発。2回まで無安打と立ちあがりは好投しましたが、3回に1失点すると4回には一挙6点を失ってしまいました。結局、5回途中まで投げて8失点（自責2）で降板。
「ダメでした。でもいい経験をさせてもらったので、今後に生かしていきたいです」とリベンジを誓っていました。

打線では江川智晃選手と中西健太選手の「5年目コンビ」がともに本塁打を放ちました。8月の雁鷹賞も獲得し好調の江川選手は自己最多を更新する14号弾。中西選手は2試合連続弾で一時の不調を脱したようです。さらに松田宣浩選手も左翼線へ適時二塁打を放ちました。

今季のホークス2軍はここまで90試合を消化して40勝45敗5分でリーグ4位の成績です。鳥越裕介2軍監督は「今季は勝敗にはこだわりませんでした」といいます。
「技術よりも精神面を重要視して指導をしてきました。全体的に、選手たちはよい変化を見せてくれていると思います。精神的に強くなった選手も見られます。この世界は競争の場ですから」とも話しました。

雁の巣球場での公式戦は終了しましたが、12日（土）には小郡市、13日（日）には飯塚市でそれぞれタイガース戦を行います。また、公式戦はこの2試合のほかに北神戸で3試合を戦います。たくましく成長を続ける若鷹たちへの熱いご声援をこれからもよろしくお願いします。