大歓声が降り注ぐグラウンドで、ヒーローは両手を天に突き上げました。
9月13日(日)のイーグルス戦(ヤフードーム)。連敗を止めたい試合は1-1で終盤を迎える大熱戦でした。9回裏1死満塁の大チャンス。打順は9番。ここで、打席に入ったのは川崎宗則選手でした。
4連敗を喫し秋山幸二監督は決断のタクトを振るいました。「流れを変えたかった」。2番には明石健志選手を起用。川崎選手の「9番」は、レギュラーシーズンでは2003年6月27日以来でした。それでも川崎選手はあくまで自然体。
「首脳陣が気持ちよく選手を使ってくれるので、僕も気持ちよく打席に入っていますよ」と話しました。
打順変更が功を奏したのか、第1打席は二塁内野安打。その後も四球、中前安打と「10割」で9回裏の打席を迎えました。
「立花コーチからは『自分の時間だから楽しんでいけ』と言われました。そして、杉内さんからパワーをもらおうと思って、視線を送って『ヨシ』という気持ちで打席に向かいました」。
決着は1球目。鋭いライナーが左中間に弾みました。
「何回もチャンスを潰して、悔しい思いをしていました。チームのみんなが喜んでくれて、そして最後までファンの皆さんが応援してくれて本当に嬉しかったです。最後まであきらめません。絶対に優勝します」。
お立ち台では「チェストー!」を絶叫。そばで見守っていたソフトバンクモバイルCMでお馴染みの「お父さん」もヤフードームの盛り上がりに驚いた様子でした。
2009年9月14日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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