2009/12/19 (土)

川崎選手、「ニンジン査定」の導入を要求

現状維持の1億5000万円で契約更改を終えた川崎選手は一礼して会見の席に着く
現状維持の1億5000万円で契約更改を終えた川崎選手は一礼して会見の席に着く
「一致団結料」お願いします!来季日本一を目指すホークス新選手会長、川崎宗則選手が動いた。18日、契約交渉の席上、クライマックス・シリーズ(CS)での選手のモチベーションアップへ、特別査定ポイントの導入を要求。球団側もこの「ニンジン査定」を前向きに考える姿勢を見せた。

新選手会長の川崎選手が、球団側へ要求をズバッと投げ込んだ。約30分間の交渉では自分のためより、チームのために声を大にした。新たに求めたのが「ニンジン査定」の導入。CSでの活躍や勝利に応じ特別査定ポイントを追加して、年俸に反映させるよう要望した。

川崎選手「チームのモチベーションを上げるためにもね。それで頑張ろうという選手はたくさんいる。(球団側の)好意でやってもらえれば。いい方向にしてくれた方がいい。」

結果的にシーズンでは2位の座を奪われ、CSでも2連敗を喫して「勢い」の差を見せつけられてしまった。もちろんお金のためだけに戦うわけではないが、あるとないでは大違いだ。今季の悔しさを繰り返さないためにも、フロントとチームが一体となって戦える環境づくりを求めた。

角田球団代表は「理解できるところはある。いろいろと考えないと。カンフル剤がいるのかもしれない」と前向きに検討する姿勢を見せた。この日は選手会副会長の馬原孝浩投手からも「楽天のような勢いがなかった。ぶつかる時の温度差があった」と同様の要望が出され、同い年の正副会長のプッシュが功を奏した形となった。

11月に新選手会長に就任して以降、練習の合間をぬって選手たちの要望を集めてきた。「選手会長を忘れられるのはグラウンドの中だけ」と苦笑いしたが、すべては7年ぶりのV奪回のためだ。「今年は悔しい思いをたくさんした。来年は少しでも悔しい思いを減らしたい」。戦う選手会長として、グラウンドの内外を問わず走り回る。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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