馬原孝浩投手が3月3日（月）の阪神戦（ヤフードーム）でオープン戦初登板しました。馬原投手は春季キャンプ中の紅白戦でも登板がなかったため、これが今年初めての実戦登板です。

「今日はバッターに対して投げる感覚と、今の調子でどれだけのボールが投げられるかを確かめたかった」とマウンドへ。1イニングを打者3人できっちりと抑え、最後の打者からは空振り三振を奪って試合を締めくくりました。直球の最速は148km/hをマーク。しかし「まだまだです」と納得していない様子。また、春季キャンプで取り組んだ新しい球種の緩いスライダーも2球投じましたが「もっと下半身を使って投げないといけません」と課題を口にしました。

それでも実戦で投げられたことには収穫を感じていました。「試合で投げるのはブルペンで投げ込むのとは違います。試合は緊張感もあって普段よりも力を発揮することができます。その中で手応えをつかんでいきたいです」。昨季のセーブ王は、開幕までの青写真をしっかりと描いています。

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