抜群の集中力で狙い球を仕留めました。5月19日（水）のタイガース戦（ヤフードーム）、柴原洋選手が4回の第2打席で2号ソロを放ちました。打ったのは初球の直球でした。
「1打席目に直球を詰まらされたので、あの打席は打つポイントを前に置いて真っすぐを狙っていました」。
その後の打席でも2本の安打を放ち、今季初の猛打賞をマークしました。すべての打席で集中力が研ぎ澄まされていました。

今季の柴原選手はスタメンの日もあれば、代打で出番を待つ日もあります。
「昔は4，5打席立たせてもらって結果を出すということをやってきたが、これまでになかった代打という経験をさせてもらっている。そのことで、スタメンで出ても1打席に集中して大事に打席に入るということができている」。

試合後はお立ち台に立ちました。こちらも今季初です。
「一生懸命やっている結果がこういう形になって、みんなの前に立てて幸せです」。
ホークス一筋14年。通算1,365安打を放つ、地元福岡県出身の好打者にはいつも大きな声援がおくられます。
「去年はこの時期にはもうファームにいて悔しい思いをした。1軍のグラウンドに立てていることが幸せ。それを噛みしめながら地道にがんばります」。