球史に残る大ストッパーへ。馬原孝浩投手がその階段をまた1つ上りました。
7月28日(水)のイーグルス戦(ヤフードーム)、2点リードの9回に登板して、見事無失点で試合を締めくくりました。プロ通算150セーブを達成。史上9人目。267試合目での到達は日本人選手最速です(従来は小林雅投手の312試合、日本記録はクルーン投手の250試合)。
しかし、ゲームセットの瞬間の馬原投手は派手に喜ぶわけでもなく普段通り。爽やかスマイルで仲間とハイタッチを交わしました。
「数字は気にしていませんからね。日本人最速というのは嬉しいですけど、150セーブというのは僕にとっては通過点です」。
チームが勝てば嬉しい。数字は、それを積み重ねた結果。それが馬原投手の考えです。
とはいうものの、抑えは肉体的にも精神的にも厳しいポジション。それを2005年から6シーズンもずっと続けられるのは「日頃からやるべきことを、誰にも負けないくらいやっているというプライド」があるからです。「それでやられたら仕方がない」。その言葉に裏打ちされた日々の準備とケアがあります。
「抑えのやりがいは、勝つ瞬間にマウンドにいられること。責任のあるマウンドに立つ、特別なポジション」。
鷹の守護神が締めてチームは9連勝。2位に1.5差と着実に差を広げました。馬原投手にとって、まだ未体験なのが「胴上げ投手」。秋、その瞬間が訪れたときには会心のガッツポーズを見せてくれるに違いありません。
2010年7月29日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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