3番打者が初回を終えた時点で交代。そのピンチを救ったのは森本学選手でした。
8月24日（火）のバファローズ戦（ヤフードーム）。2回の守備から松田宣浩選手が初回に死球を受けた影響で退きました。空いた「3番三塁」に入ったのは森本選手。4回2死二塁の打席では右前適時打を放ち、これが決勝点となりました。さらに、守備でも6回先頭打者の痛烈な当たりをダイビングキャッチ。名手健在をアピールしました。
「今月はあまり試合に出れませんでした。僕にも意地があります。その気持ちが僕にタイムリーを打たせました。思わぬ途中出場でしたが、いい意味で開き直れたのがよかった」。
試合に出たら気持ちだけ。そう言って表情を引き締めました。

また、森本選手といえば明るいキャラクターでチームのムードメーカーでもあります。
「自分が打つことでみんなが盛り上がってくれれば嬉しい。今年のホークスは明るい。負けていても暗くならない。連敗をしないという雰囲気がある」。
これまではサポート役に回ることが多かった森本選手が活躍したことで、チームのムードが確実に盛り上がっています。首位のライオンズには0.5差まで接近。この勢いで首位奪還といきたいところです。