夏休み最後のヤフードームは天王山でした。8月29日(日)のマリーンズ戦は勝てば単独首位の一戦。先発して試合をきっちり作ったのは、大隣憲司投手でした。
立ち上がりこそ1点を失いましたが「無心で相手に立ち向かっていきました」と気迫あふれる投球。6回の先頭打者に二塁打を許したところでマウンドを降りましたが、2回から5回まではゼロ並べて「最低限の仕事はできた」と納得の表情を見せていました。
今季3勝目。ヤフードームでは今季初めての白星です。「本当に久しぶりのお立ち台でした。大勢のファンの応援が耳に届いていました」と喜びを表す一方で、それはこの時期まで苦しいシーズンを送っていたことの表れでもあります。
大隣投手「数字(自身の成績)を見てしまったら逆転するのは難しい。そこは考えず、今はチームに貢献していくことだけを考えたい」
この日の投球は復調の手応えを十分に感じさせるものでした。
「真っすぐがよかった。(一昨年に)11勝した時のような『これでダメなら仕方ない』と思えるほどのキレ、そして自分も強い気持ちで投げられました」
自身の持ち味である直球がこの日のすべてだったと言います。また、捕手の山崎勝己選手も「ストレートはよかった。だからそれを思いっきり投げられるカウントを作るリードをしました。それは以前とは違うもの。先週、2軍戦でバッテリーを組んだ時に新たな発見がいくつかありました。それがよかったです」と新しい何かを発見した充実感を持っていました。
チームはこの勝利で単独首位に浮上。先発陣が充実していけば、9月の戦いはかなり楽しみなものになるでしょう。
2010年8月30日掲載
田尻耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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