ルーキーの川原弘之投手が、9月7日（火）のウエスタン・リーグ、ドラゴンズ戦（ヤフードーム）で6回1失点の好投。初勝利をマークしました。

川原投手はこの日が公式戦初先発でした。しかし、立ち上がりからそれを感じさせない投球を披露。初回に2三振を奪うと、2回と3回はそれぞれ3者凡退。特に3回はすべて得意のスライダーで3者連続三振に仕留める完ぺきな投球でした。直球も最速144km/hをマーク。「球速以上に押せていけた感じがあった」といい、「高校時代は130km/h台中盤がほとんどでした」という左腕は、ホークスに入団して大きく成長を果たしています。
6回にソロ本塁打を浴びたものの失点はそれだけ。6回を投げて被安打3、奪三振8、四球1で1失点という内容でした。

「粘れて試合を作れたのはよかった。初勝利は嬉しいです。同世代には1軍デビューしている選手もいるけど、負けたくない。より一層トレーニングに集中していきたいです」。
地元福岡市出身の左腕から今後も目が離せません。