【戦評】

打線が好調を維持。先発全員得点を記録する猛攻で圧勝し3連勝を飾りました。

怒涛の攻撃を見せたのは4回です。1死満塁のチャンスを作ると、井手正太郎選手から的山哲也選手まで4者連続タイムリー。この回だけで7得点を挙げて初回のビハインドをあっさりとひっくり返しました。相手は昨季のリーグ最優秀防御率のタイトルを獲得した成瀬投手。ホークスも0勝2敗と苦戦した相手を打ち崩したことに大きな意味があります。井手選手も「自信になります」と笑顔を見せていました。
さらに6回にはリリーフ陣を攻めて仲澤忠厚選手と多村仁選手の長打で加点するなど豪快な攻撃も見せつけました。

投手陣では先発したスタンドリッジ投手が立ち上がりに失点したもののその後はしっかりと立ち直り5回を投げきりました。また、2番手の久米勇紀投手は2回をパーフェクトに抑える好投を見せました。

 

2008年3月15日掲載

田尻 耕太郎（ホークスオフィシャルメディア）