今季優勝の原動力にもなった強力なリリーフ陣は、この大一番でも健在です。10月16日(土)のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦のマリーンズ戦(ヤフードーム)。「SBM」の一角である攝津正投手は、この日チーム最大のピンチを救う好救援を見せました。
1対0の緊迫した展開で迎えた7回表。攝津投手は2死ながら二、三塁と一打逆転の場面で場内に名前が告げられました。「久しぶりのマウンド。感覚は特に問題なかったけど、すごく緊張しました」。規定の5球の投球練習はすべてボール球。山崎勝己捕手の構えたところになかなかいきません。不安を抱えたまま、対するはリーグ首位打者の西岡選手。しかし、攝津投手の持ち味は勝負度胸。打者が打席に入れば、集中力は一気に高まります。
「四球になってもいいという場面だったので、思いきって大胆に攻めました。初球のストレートがファウルになった。振り遅れていると思ったし、(山崎)勝己も同じ考えだった。もう1球ストレートで勝負に行きました」。
2球目、力でねじ伏せるどん詰まりのセカンドゴロ。ピンチを乗りきると、3万6千人を越える超満員のスタンドからは大歓声が沸き起こりました。
8回もゼロ封して、計1回3分の1を無失点。守護神の馬原孝浩投手にバトンをつなぎ、チームはそのまま無失点で逃げ切りました。
アドバンテージを含めて3勝1敗。7年ぶりの日本シリーズ出場、そして、球団初のCS突破に王手をかけました。
2010年10月17日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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