 |
5回1失点の山田投手 |
 |
好調だった今宮選手 |
10月26日(水)、「みやざきフェニックス・リーグ」の全日程が終了しました。ホークスは6勝6敗1分でした。
この日、西都原運動公園野球場で行われたスワローズ戦は0対1で敗れました。打線は低調でしたが、投手は登板した5人がそれぞれ持ち味を発揮しました。
先発したのは山田大樹投手。5回を投げて1失点にまとめました。山田投手はこのリーグで新しい試みに取り組んでいます。これまでは走者のいない場面でもセットポジションで投球していましたが、現在はノーワインドアップから投球しています。
「セットポジションだとコントロールは良くなるけど球速は落ちる。ただ、今のままでまとまってしまうと来季以降は今年以上の勝ち星が望めないと思いました。小さくなるのではなく大胆に、と周りの方からも言われますからね。いろいろと試していきたいです」。
山田投手は11月にオーストラリアで行われるウインターリーグに参戦します。
「いろいろなものを見たり、人と出会ったりして吸収したい」とさらなる飛躍に向けて貪欲な姿勢を見せていました。
また、リリーフで登板した高橋秀聡投手、神内靖投手、藤岡好明投手、高橋徹投手もそれぞれ1回無失点と好投しました。ホークスのリリーフ陣は12球団トップクラスの安定感を誇りますが、かなり高いレベルでの競争が期待できそうです。
野手では今宮健太選手が2安打を放ちました。今宮選手は8月に左手首を骨折して戦線を離れていましたが、同リーグ途中から復帰。さっそく勝負強さを発揮して「18打数9安打の打率5割。本塁打も1本打ちました」と好成績を収めました。「でも、課題はたくさんあります。結果も求めながら、課題もクリアしていく。難しいことですが、しっかりやっていきたいです」と話しました。
27日(木)からは久峰球場にて韓国・斗山ベアーズと3日間練習試合を行う予定です。