2度も続けば「奇跡」ではありません。これがホークスの「強さ」です。
3月22日（土）イーグルス戦、開幕から2試合連続のサヨナラ勝利。延長11回、勝負を決めたのは本間満選手の一打でした。

本間選手は2死満塁の場面に代打で登場。「開幕戦でスタメン起用してもらったのに2三振で途中交代。本当に悔しかった。何とかしたかった」と強い想いで打席に向かいました。
カウント2－2からの6球目、低めのボールにくらいつきセンター前へはじき返しました。「狙い？ありませんでした。来た球を打とうとそれしか考えていませんでした」と興奮気味に振り返りました。

代打での勝負強さはチーム一です。昨季は代打で2試合にまたがる「2打席連続本塁打」を記録。7月の「鷹の祭典2007」では3連戦のフィナーレを飾るサヨナラ打を放ちました。代打での打率は3割4分4厘をマークしました。

ヒーローインタビューを終えてベンチ裏に戻ってきた本間選手。興奮はなかなか冷めません。「今日は嫁と子どもと母親が観に来ていました。今まで目の前であまり打ったことがなかったので、いいところを見せられて本当によかった。パパ、頑張ったよ」。その後、着替えを終えてロッカールームから出てくると、飛びついてきた愛娘を抱きかかえてさらに嬉しそうな表情を浮かべていました。

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