
多村選手、森福投手ヒーローインタビュー

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熱い感情を抑えることはできなかった。多村仁志選手、涙のヒーローインタビューでした。
5月4日(水・祝)のイーグルス戦(ヤフードーム)。ホークスはこの日も初回から打線がつながります。本多雄一選手の開幕18試合連続ヒットからチャンスを作ると、小久保裕紀選手が二塁打を放ち先制。なおも2死二、三塁で多村選手が2点タイムリーを放ちました。
「打ったのはフォークだと思います。追い込まれていたので、なんとか当てようと思っていました。先制の後、すぐに追加点が取れて良かったです」
多村選手のこの2点打が決勝点となり、ホークスは3連勝でパ・リーグ首位に返り咲きました。
試合後のお立ち台は今季初でした。今季は全試合にスタメン出場していますが、この試合を迎えるまでの打率は2割台前半で打点は6と、昨季のチーム三冠王としては寂しい数字に終わっていました。昨季からメンタルトレを取り入れ、「数字は気にしない。1打席1打席でベストを尽くすことだけを考える」と話し、たとえ不振でも苦しむ姿を周囲に見せることはしていませんでした。しかし、心の奥底は違います。自分1人で葛藤と戦っていたのです。それを察したのは首脳陣であり、チームメイトでした。
「開幕から思うようなバッティングができなくて、つらい打撃になっていました。でも、監督やコーチ、選手のみんなに励まされてこのヒットを打てたと思います」
そう話すと、多村選手の両目はもう潤んでいました。また、チームが一体となり日本一を目指して戦うモチベーションの高さも、多村選手を突き動かしました。この日の決勝打でも二塁走者の小久保選手が際どいタイミングながら激走でホームイン。「キャプテンが常にあきらめないというプレーを見せてくれる。それに刺激されています」と多村選手。「ツライこともたくさんあるかもしれないけど、自分を信じて頑張れば必ず報われると思います」と最後まで声は震えたままでした。
ベンチ裏での囲み取材でも神妙な顔つきのままでしたが、ロッカールームに戻るといつもの笑顔になりました。チームメイトが総出で多村選手を出迎え、その中でレルー投手はお茶目な格好をしてみんなの笑いを誘ったのです。選手たちの大爆笑が廊下まで大きく響いてきました。
この日の帰り際、多村選手は改めて言いました。
「本当に良い仲間と出会うことができました」
2011年5月5日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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