


打った瞬間に分かる、「完ぺき」と自画自賛のホームラン。内川聖一選手が初回に放った先制弾で、ホークスは見事9連勝を達成しました。交流戦は11戦負けなしです。
「打った本人が一番びっくりしています」と、思わず笑ってしまうほどの特大アーチでした。打率.377のハイアベレージで首位打者を快走する男は「昨年までよりも飛距離は伸びていると思います」と胸を張ります。しかし、本塁打を狙っているわけでもなく、無理に遠くに飛ばすための打撃をしているわけでもありません。「今まで通りに振って、飛んでくれれば…」という感覚です。
しかし、結果には必ず裏付けがあります。王貞治会長の言葉にヒントが隠されていました。
「練習では120%の力で振るんだ。そうすれば、試合では80%の力でいい」
それを実践することで、体のキレを作るとともに、ボールを遠くに飛ばす感覚を掴むことができたと話します。この一発も「ホントは2打席目のように右中間方向への打球を打つつもりでした。だけど、余計な力を入れずに振って、(バットに)ボールが上手く引っかかってくれた。イメージ通りに打てた当たりでした」と振り返りました。
また、チームメイトの強力なアシストもあったといいます。
「ムネさんが粘ってくれたので、それでタイミングを計れました」
1番の川崎宗則選手が1回裏の打席で、相手先発のネルソン投手に10球も投げさせました。内川選手はそれをベンチから眺めてタイミングを図っていたのです。「自分の打席じゃないけど、自分の打席のように見てました。イメージの中で、タイミングが合ってくるんです」。
殊勲打を打ったのは内川選手でしたが、まさにチームの力でもぎ取った得点。そして、その1点を守りきったのは7回無失点と好投した山田大樹投手であり、完ぺきリリーフを見せたファルケンボーグ投手と馬原孝浩投手。さらに懸命に守った野手全員です。
「投手と野手がしっかり噛み合っていないと"スミ一"の試合は勝てないですよ。勝ち続ける今は、本当にやりがいを感じてします。1つのプレーの重みがあり緊張感やドキドキ感がありますが、それは何事にも変え難いこと。僕自身が求めてきたものが、ここにある」
最短では本日6月1日(水)にも交流戦優勝へのマジックが点灯します。まずは今季最初のタイトル獲得へ。チーム全員の力を集結して、突き進むのみです。
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