史上初の快挙ダ！ 10月10日（月・祝）のバファローズ戦（ヤフードーム）を9対2で快勝。この3連戦を全勝し、今季の対戦成績を12勝10敗1分としてバファローズ戦の勝ち越しを決めました。パ5球団と、交流戦で対戦したセ6球団の、合わせて全11球団に勝ち越しての完全優勝はプロ野球史上初です。試合後には、この偉業を祝して、恒例の「勝利の花火」を通常の8発から20発にバージョンアップして来場されたファンの皆様と一緒に祝いました。

そして、これに花を添えるもう一つの快挙を達成したのがホールトン投手です。6回1失点の力投でパ・リーグトップに並ぶ18勝目をマーク。外国人投手で18勝以上を挙げたのは、ホークス球団では1964年のスタンカ投手以来47年ぶり、プロ野球全体でも44年ぶりという記録です。「自分でも信じられない。驚いているよ。ただ、味方の打線なくしては自分は勝つことは出来ないので、チームのみんなに感謝をしたい」と目を丸くして話しました。この勝利で最多勝獲得にも一歩前進。秋山幸二監督も「出来ることならタイトルを獲ってほしい」と後押しします。

「意識し過ぎると良くない。これまでやってきたことを引き続きやるだけ」とクールに話しましたが、お立ち台では日本語で「サイタショー、ガンバリマス！」と力強くアピールもしました。次回の登板が大注目です。

また、9得点の打線からは2安打4打点の長谷川勇也選手が「2日連続は初めてです」と顔を紅潮させてお立ち台に立ちました。