2月9日（木）、この日からチームに合流したブラッド・ペニー投手（背番号31）の入団会見を行いました。

ペニー投手はアメリカ出身の33歳。身長193センチから投げ下ろす150キロ超の直球を中心に、落差のあるカーブやツーシーム、スライダー、フォークを時折ミックスしながら、ボールを低めに集めてゴロを多く打たせる投球が持ち味です。

2000年に米メジャーデビューし12シーズンで通算119勝をマークした実力派右腕。2006年に16勝（9敗）を挙げて最多勝を獲得しました。2007年にも16勝4敗の好成績を残し、昨シーズンは11勝11敗の成績で自身6度目の2ケタ勝利をマークしました。また、米オールスターに2度出場、2002年にはメジャー選抜で日米野球に出場など輝かしい実績をいくつも持っています。

会見の席でペニー投手は「いろいろな日本人選手から日本の素晴らしさを聞いていたので、ここに来ることができてとても嬉しい。アメリカに残ることも簡単だったが、新しいチャレンジをしたかった。日本で優勝したい」と抱負を話しました。日米での最多勝にも期待がかかる右腕。それについては「そのために（ホークスの）ユニフォームを着たんだ」と頼もしい言葉。「とにかく勝つことが目標」と日本一連覇への強い気持ちを示しました。

秋山幸二監督も「ローテの柱として期待している。一年を通じて、持っている力を出せば成績は残してくれるはず」と大きな期待を込めました。また、開幕投手争いについて話が及ぶと「その一角に入る可能性はある」と言及しました。