2月9日（木）からキャンプは第3クールに入りました。

この日、打撃投手に登板したのは山田大樹投手。いきなりペーニャ選手との注目の"対戦"となりました。ストレートばかりを投げ、あのペーニャ選手にサク越えを許さない投球。それでも「あのパワーはすごい。バットを折ったのに右中間フェンス直撃の当たりがありましたから（苦笑）」と驚きを隠せない様子でした。しかし、驚いたのはペーニャ選手も同じ。「ストレートが右に左に、そして下にも動いていた」と目を丸くしていました。

その後今宮健太選手にも投げて、打者との対戦感覚を確かめた山田投手。「バッターが立つと気合が入ります」と充実感あふれる表情を見せていました。

このキャンプ、山田投手は長い一日を送っています。朝は全体よりも早く球場入りしトレーニングを行うのが日課。また、この日は打撃投手の後にブルペン投球。さらに特守いシャドーピッチング、ランニングメニューと盛りだくさん。球場を離れた後もジムでトレーニングを行っており、「終わるのは大体午後7時半ですね」と話していました。

今季は15勝を目標にシーズンに臨む左腕。シーズン通してのローテ定着に向けて、実りあるキャンプを送っています。

※晴れ　気温9℃　来場者4,800人