2月11日（土・祝）、この日来日したアンヘル・カストロ投手（背番号64）の入団会見を行いました。

カストロ投手はドミニカ共和国出身の29歳右腕。身長180ｃｍ、体重91ｋｇと体格こそ日本人選手とさほど変わりないものの、中南米出身選手特有のバネの効いた身体能力を生かして最速158キロの直球と切れのいいスライダーを武器に、パワーで打者を抑え込むタイプの投手です。

メジャーでの実績こそありませんが、昨年のドミニカ・リーグでは主にリリーフとして活躍しリーグを代表する選手の一人でした。また、ストレートに強いといわれるドミニカ人選手がボールの下を空振りするほど、球に力とキレがあり、日本球界でも大いなる活躍が期待されます。

会見では「今はすべての環境の違ってみえる」と来日したばかりで戸惑いもある様子でしたが、「自分の持ち味はストレート。一生懸命プレーしてチームの優勝に貢献したい」と力強く話しました。秋山幸二監督も「チャンスはたくさんある。持っているモノをどんどんアピールしてほしい」と期待を込めました。