小久保裕紀選手が4月8日（火）のバファローズ戦（熊本）で1軍昇格し、さっそく「5番一塁」でスタメン出場しました。

第1打席、大きな拍手と歓声で打席に送られました。3球目、直球を鋭く振り抜いた打球はレフト線への強烈なライナー。今季最初の打席でいきなり二塁打を放ちました。続く第2打席ではセンター前ヒット。いずれもその後のチームの得点につながる貴重な一打でした。

この日の成績は3打数2安打1四球。「自分自身の開幕だったけど、それほど緊張はしませんでした。久しぶりの1軍の試合は疲れましたね。勝てればよかったけど……」と自身のヒットよりも敗戦の悔しさをにじませていました。
「これで（チームは）8勝8敗。負けに慣れないように、声を出してやっていきたい」とチームリーダーらしい言葉も残しました。
王貞治監督も「打線に明るい兆しが見えてきた」と手応えをつかんでいます。

小久保選手の復帰が、再び上昇気流に乗るキッカケになるはずです。

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