
ヒーローインタビュー
明石選手、福田選手

※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください



新しい「2012年型」の攻撃が見えた。5月22日(火)のカープ戦(ヤフードーム)は14安打9得点(9対1)での圧勝。初回から5点を奪う猛攻で試合の主導権を握りました。
「1番打者として、初回は特に大事だと思っています。塁に出て、試合(の流れ)を作るという意識はありますね」と胸を張ったのは明石健志選手。まさに有言実行。初回の先頭打者で放ったレフト前ヒットが、猛攻の口火となりました。
この日から本多雄一選手が約3週間ぶりに一軍復帰。今季開幕から「1番本多、2番明石」の形で戦ってきましたが、この日の打順は「1番明石、2番本多」でした。
明石選手が自らのアピールで勝ち取った打順です。今季ここまで打率.305はリーグ8位の成績。出塁率.365はリーグ10位。盗塁14はリーグ2位。そして開幕から44試合フル出場を続けています。だからこそ――明石選手は積極的なプレーが出来るのだと言います。
「ミスをしても、取り返すチャンスがすぐにやってくる。もし代走で出て失敗したら…、と考えるとなかなか思い切ったプレーは難しい。ずっと試合に出ている今は、その日の試合の中で挽回できるチャンスがありますから」
プロ9年目。もともと高い身体能力に定評があった内野手は、プロ最大のチャンスを前向きな姿勢で確実に生かしています。
また、この試合では小久保裕紀選手が2安打を放ち、通算2000本安打に王手をかけました。「残り1本になったら足が震えるだろうね」と話していた小久保選手。「いよいよですね! 明日(23日)の1打席目はどうなるかな」と笑顔交じりで試合後の帰路についていきました。
2012年5月23日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
関連リンク > 、、
選手一覧へ戻る